ルフトハンザドイツ航空 LH716便ファーストクラス搭乗記 FRA→HND
ついにこの日がやってきました。
そう、夢にまで見たファーストクラスの搭乗です。
当初予定していたANAのファーストクラスをキャンセルして、
世界の航空会社のTOP3であるルフトハンザのファーストクラスのチケットを発券しました。
恒例の気になるお値段ですが、通常に購入すると以下になります。
日本円に換算すると、片道約111万円です。
しかし、今回私が支払った金額は、
片道14,050円です。
陸マイラーやっててよかったと思える瞬間です。
ビジネスクラスに搭乗した時は、「うれしい」という感情でしたが、
ファーストクラスを発券した時は、「自分なんかが、本当にいいの?」といった感じでした。
もしかしたら、ラウンジで海外大物スターと逢えるかもしれない!?
※今回は逢えませんでしたW
ルフトハンザのビジネスクラスはANAに比べ空枠が多く、特典航空券との相性がよいと思います。
現在、関空、セントレア、羽田からドイツ行の便が運航されています。
そして、非公式ではありますが、搭乗14日以内になると、
ファーストクラス席が特典航空券の枠として解放されます。
この機のファーストクラス席は8席。私は4番目に席を押さえ、その後も空枠をチェックしていたのですが、
その後も特典枠の空枠があったので、家族や友人と一緒のフライトも比較的とりやすいと思います。
さて、フランクフルト国際空港にはファーストクラスラウンジがいくつかあり、
ターミナル1でもチェックイン&利用ができます。
しかし、今回はターミナル1から独立した、
ファーストクラスターミナルにあるファーストクラスラウンジを利用してみました。
ターミナル1から5分ほど歩いたところに、ファーストクラスターミナル&ラウンジがあります。
ここでは全ての搭乗手続きが可能です。
利用資格は限定され、ルフトハンザファーストクラス利用者orスイス航空の利用者、
または、ルフトハンザの上級会員くらいしか利用することができません。
エレベーターで2Fに行くと、担当がすぐにやってきます。
Eチケットを見せて搭乗手続きをします。
ちなみにモデルの様なイケメンでしたW
ここで、手荷物とパスポートを預けると、担当の執事が紹介されます。
保安検査は私一人だけのために、数人おり、終始笑顔で接してくれます。
エコノミークラス利用の時の、検査官の厳しい顔はここにはありません。
既に私は、「サー」付けで呼ばれています。
小さな免税店があり、ちょっと寄ってみると、
「どこから来たの?」と高齢女性がきさくに話しかけてきます。
私の稚拙な文章ではうまくつたわらないかもしれませんが、既にVIP待遇です。
ドキドキッ!
搭乗手続きをしてくれたイケメンがあひるちゃんを持ってきてくれました。
ラウンジ内は広大な広さはありませんが、利用人数があまり多くないので、
十分な広さです。この席はパナソニック製です。
応接セットが一体いくつあるのやら。
応接セットにはナッツが完備されています。
ビジネススペース
自分のフライトはこの掲示板で確認できますが、
執事が全てを管理してくれているので、時間を気にする必要はありません。
きっと、海外の大物スターもここを利用するんだろうなぁ。
シガレットラウンジ
すごく雰囲気のよいダイニングレストラン
そしておしゃれなバー
メニューはドイツ語と英語です
メインはメニューから、それ以外はビュッフェスタイルです
クオリティはとんでもなく高いです
どれもが最高の食材で最高のシェフが調理した最高の料理です
こんなものまであります
エビとサーモンが最高でした
コメントで教えていただいた、焦がしバターを利用した仔牛のシュニッツエル。
匂いがすごくいい。パン屋さんの前とか、バターのいい匂いがするじゃないですか?
あんな感じで、すごく匂いがよく、とんでもなくおいしかったです。
もし、ここを利用する機会があって、料理に迷ったら、
是非オーダーしてみてください。匂いだけで白ゴハン5杯くらいいけそうでしたW
ステーキもよかったです
スイーツも全く手を抜いていません
プリン系も最高でした
これもおいしかったなぁ
飲食は全て無料です。
希望すれば、バスタブ&シャワーが利用できます
エトロです、取引先のおばさまにプレゼントしたら、凄くよろこばれました。
入浴剤もエトロ。すごくよい香りがします。
あひるちゃんと一緒にW
お風呂で半身浴をして汗をかいたので、バーでレモネードを注文。
まさかの手作りです。レモンを切るところからスタートしてびっくりしました。。
これも本当におしいくて、3杯もおかわりましたW
スタッフによって濃さが違ったり、炭酸水だったりと変化も楽しめました。
お手洗いもお手拭きがタオルです。
どんだけだよって感じですよね。
ファーストクラスのチケット入れです。
搭乗時間になると、執事が声をかけてくれます。
出国審査は1Fで行いますが、審査という雰囲気は全くありません。
友人宅から帰宅するよう感じで、一般のお客さんとは扱いが全然違います。
ここから高級車で飛行機の前まで行きます。
沖止めのような感じで搭乗します。
誘導するスタッフは一人だけ。VIPは信用されています。
プライバシーも完璧に守られています。
それにしても席が広い。
ちなみに、画像は飛行機を降りる時に撮った写真です。
周りは本物のVIPだらけ。彼らのいる前で写真をパシャパシャ撮る勇気はありませんでしたW
シートの操作方法などは感覚的にわかるようになっています。
機長が挨拶に来てくださって、Wi-Fiのパスもらいました。
ナッツ。
アメニティは別の取引先のおばさまへのお土産です。
これも凄くよろこんでもらえました。
6月だったので、メニューにはシュパーゲル(白アスパラ)がありました。
シュパーゲルはドイツの法律で春先から6月までしか出荷できないそうです。
メニューは日本語に対応しているので安心です。
アミューズから始まります。
テーブルもすごく広いです。
生まれてはじめてのキャビア。
黒真珠のようです。
これがやってみたかった!!
シュパーゲルもずっと食べてみたかったんです。
大味と思いきや、ソースとハムと巻いて食べると非常に濃厚でした。
このハムの塩気がいい仕事していました。
デザートは普通でした。
わかりにくいですが、他の飛行機が並走しています。
おなか一杯になったら爆睡モード。CAさんが丁寧にベッドをメイクしてくれます。
寝返りも余裕ですW
着陸数時間前に朝食のオーダーを聞かれます。
このスクランブルエッグは機内でCAさんが調理してくれました。
伊藤園の緑茶です。
復路は10時間ちょっとで到着です。
しかしファーストクラスなので、10時間があっという間です。
もちろん、機内から出るのもファーストですW
とても緊張しましたが、CAさんがとてもきさくで、すぐにリラックスすることができました。
外国人のCAさんて、笑顔が本当にいいんです。
一番印象に残ったのは、やはりファーストクラスラウンジです。
もし、ルフトハンザのファーストクラスを利用する機会があったら、是非利用してみてください。
anaマイルには感謝しかありません。
最後までお読みいただいてありがとうございました。